公平・迅速な鑑定で、
社員一丸となって、対応してまいります。
世の中には「鑑定」の名の付く業種が多種多様に存在しますが、中でも災害や事故に伴い発生した「損害」を鑑定する“損害保険鑑定”が私共の業種です。
仕事内容としては、主に「損害鑑定」と「評価鑑定」の2つに大別されます。
どちらも、一般社団法人日本損害保険協会の会員である損害保険会社各社と、全国共済農業共同組合連合会からの鑑定依頼を受け、損害保険や共済に加入されている財物の鑑定を行います。弊社は(社)日本損害保険鑑定人協会に登録されている鑑定事務所64社のうちの1社です。(2023年10月1日現在)
1.損害保険登録鑑定人とは
一般社団法人日本損害保険協会の実施する鑑定人認定試験に合格し、協会に登録されている鑑定人のことを指します。鑑定人は鑑定業務に要する技能に応じて1級・2級・3級の3段階に分けられており、鑑定人となるためには3級を受験し合格することが必要です。
現在、公益社団法人日本損害鑑定協会に登録の鑑定人は全国合わせて1,102名。その内1級:127名、2級382名、3級593名の損害保険鑑定人が日々活躍しています。(2023年10月1日現在 )
また、建築・電気・土木・会計等における公的資格者は鑑定人の登録と合わせ“専門登録鑑定人”の資格を有することができます。
鑑定人認定試験
実施回数 | 受験資格 | 試験科目 | |
1級 | 年1回 | 2級登録鑑定人であること | 「保険・一般常識」「建築」「電気」 「機械」「簿記会計」「研究レポート」 |
2級 | 年1回 | 3級登録鑑定人であること | 「保険・一般常識」「建築」「電気」 「機械」「簿記会計」 |
3級 | 年2回 | 特になし | 「保険・一般常識(簿記会計の基礎を含む)」 「建築」「電気・機械」 |
自然災害における損害鑑定
鑑定業務の範囲は地元である中部地方に留まりません。
特に、台風や地震等の自然災害が発生した場合、甚大な被害を受けた日本全国の被災地に赴き、損害鑑定など公平かつ迅速に対応することも鑑定人の重要な責務の一つです。
弊社では例年、鑑定人の約半数が北海道から九州まで、日本全国における広域災害処理で活躍しています。
2.損害鑑定とは
火災・自然・水漏れ・自動車事故等、不慮の災害によって受けた財物の損害に対して、原状復旧に要する金額=「損害額」を算出します。
各社より委託を受けた鑑定人が被災現場に赴き、事故の経緯や原因、被害状況を調査し、第三者的な立場として公正かつ適正な損害額を検討します。
3.評価鑑定とは
一般住宅から工場や商業施設・農場施設・神社仏閣に至るまで、その建物や収容設備什器の価値を評価し、保険上の価額を算出します。
主として、財物に損害が発生した際、その損害額に見合う保険金が支払われるよう、保険契約時に適正な保険金額を設定するために行われます。
詳しくはこちら→社団法人 日本損害保険協会
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